健康肌育研究所がシーズヴィをリコメンドする理由 健康肌育研究所がシーズヴィをリコメンドする理由

INTERVIEW

京田先生インタビュー

健康肌育研究所が1番目にリコメンドするのが
シーズヴィ化粧品です。
基礎化粧品5点だけのシンプルなラインナップ。
敏感肌もニキビ肌も、若い人や子供の肌も、
老化肌も、
もちろん性別も関係ない。
誰もが使える化粧品です。
シーズヴィ化粧品は他のメーカーの化粧品と
コンセプトも、使いかたも、ちょっと違います。
そしてこの化粧品でスキンケアをすると、
キメが整うのです。
キメの整った肌は、
赤ちゃんの肌がそうであるように、
きれいで健康な肌です。
健康肌育研究所は、この小さな化粧品メーカーの
他とちょっと違う考え方に感銘を受けて、
研究所の仲間の肌育セラピストの皆さんに
サロンで使っていただき、
サロンのお客様に
ホームケアでも使っていただきながら
肌への効果を研究しています。
そこで、シーズヴィ化粧品を
開発した京田悦子さんに
健康肌育研究所の所長、福場美知留が、
製品について、スキンケアに対する
考え方について、お話を伺いました。
エステティシャンとして毎日お客様のお肌に触れ、
目の前のその肌を改善することに
真摯に向き合って来た
京田さんにしか作れない
化粧品であることがわかります。

シーズヴィ開発者
京田 悦子
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京田悦子

福場美知留

健康肌育研究所所長
福場美知留
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第2話

『キメを作る意味とは』

福場

先生は現場で施術をするかたわら
化粧品を開発していらっしゃいますが、
こだわる部分が他のメーカーさんと
まったく違いますよね。
最近の化粧品って、高浸透であるとか、
低分子であることが
良いって言い方をします。
私も実は化粧品会社をやってたときは、
乳化技術、リポソーム化、ナノ化、
ドラッグデリバリーシステムとか
っていう言葉をけっこう使ってました。
そういう技術について
京田先生はどんなふうに考えますか?

京田

私は逆になぜみんな
深く化粧品を入れたいのか
っていうのを聞いてみたいです(笑)。
化粧品を真皮まで入れて、
何をしたいですかって思うんですね。
皮膚の勉強をしてると、
皮膚の細胞っていうのは、
酸素と栄養を血管からもらって
細胞が作られて、
表皮層を作っていくんですけれども、
酸素と栄養はちゃんと
血流さえ
よくしてればもらえるんですね。
そこに例えば、
中を狙うために強いピーリングするとか、
中を狙うために異物を刷り込む、
その負担は、リスクやリカバリーは
どうするんですかって思います。
せっかく酸素と栄養を細胞がもらって
順調に動こうとしてるのに、
リスクのほうが多い
化粧品が本当に多くて。
化粧品の技術がもう、
何をしたいのかっていうのは
私のほうが聞きたい。

福場

ということは先生が
フォーカスしてるのは、
表皮層の基底膜の上にならぶ、
いわゆる肌細胞ってところで
十分だという考え方ですね。

京田

はい。角質層のキメをきちんと整えた時の
美しい肌を本当に皆さんに伝えたいです。
荒かったり磨耗しているキメを
どんどんクリアな細かい
キメに変えていくと、
お顔立ちまで変わります。
鼻筋通った?整形したの?
ってぐらいきれいになります。
この細かいキメの
美しさを絶対作らなくてはいけなくて。
キメを整えておくと自然とバリア機能が
きっちり働いてくれます。
細胞と細胞が手を
きっちり結んでくれるので。
表皮や角質層が乾燥すると
これがゆるんじゃうんですね。
ゆるんじゃうと、下の細胞も、
血管壁までゆるんじゃって、
血管が拡張して赤ら顔に
なりやすくなったりしますが、
これがキチっと手を結んでると、
下の細胞もキチっと手をつなぎます。
さらに血管壁もキチっと手をつなぐ。
このへんの細胞が
全部キチキチキチってなることで
自然とお顔もリフトアップしていきます。
リフトアップにもなるし、
自然と細胞が動くっていうのは、
角化が順調に出来るっていうことなので、
自然に生まれて剥がれるっていう、
この能力が若い頃のように再開していく。
なので、これが正常な皮膚の状態で
美しい肌なんだよ
っていうのを伝えるためには、
キメを修復して表皮を
どれだけきちんと整えるかが
すべてだと思います。

福場

そのキメが本当に整ってるか
どうかを明確に示すために、
スキンスコープが強力なアイテム、
武器になるということですね

京田

そうですね、私でも肉眼だけでは
判断できないところは多くあります。
キメのもともと細かいかたは
パッと見てすごくきれいに見えたり、
色が白い方は、きれいねって
一瞬思ったりするんですけど、
実際スコープで見ると、
毛穴がつまってたり、
溝のところがくすんでたり。
てことはこの人は色が白いんだけど、
まだクリアな肌を目指せるんだっていうのが、
スコープを確認すればわかる。
的確なケアをすれば
本当にそれができるし、
一回そのキメを
お客さんに作ってあげると、
お客さんはそれを
覚えててくださるんですよね。
なので、出産などで
しばらく来れなくても
自分のキメってこれではない
とわかっているので
戻ってきてくださるんです。
これはあなたの皮膚ではありませんって
私も言うんですけど、
そこからまた戻すお手入れを
ふたりで頑張ろうね
っていう感じでやっていく。

福場

スキンスコープを使って
お客さまの皮膚を細部まで
徹底的に確認しながらケアをする、
的確なケアを
選択することができるっていうのは、
サロンにとっては
長く継続していくためには
大きな力になりますよね。

京田

はい。

福場

先生は常日頃、クライアントの
お客さまの肌のどこを見ていますか?
角質細胞を見ているのか、
さらにその奥に視点を合わせてるのか。
どこに主眼をおくかという
こだわりはありますか?

京田

これが、面白いぐらいに
日々変わってるんですよ。
たぶん始めの頃は、何が何でも角質層!
角質層しか見えてなくて、
単純に、
削れてる、
炎症起こしてるから冷やさないと、とか。
でも経験を重ねていくと、
例えばトラブルの部分を
触ると深部まで固いんですよ。
骨まで、皮膚と骨が
もうガチっと硬直して動かない
っていうのがわかるんですね。
そういうところを中から
ほぐしていくことで
細胞を動かす。
だから摩耗して、
皮膚の表面が削れてるんだけれども、
そういうところは動かす
お手入れをやってあげると
改善が早い。
なので、見る所っていうのは
年々変わっているし、
お客様の肌を見て
この皮膚を改善するにはどうするかは
ひとりひとり違います。

福場

ということは化粧品の力は
もちろん必要だけれども、
エステティシャンの力量が大切ですね。
エステティシャンって、
もっともっと
伸びる要素があるってことですか?

京田

それはもう、
スキンケアの可能性って大きいです。
例えばアトピーの人はお薬を
繰り返し使うわけじゃないですか。
これは私が息子のアトピーがきっかけで
学んだことでもありますが、
もちろんひどいときはお薬で
調整しなければいけないんですけど、
スキンケアで
うまくやれる場合もあるんです。
細胞を動かしていってあげる。
忍耐強く、動かし続けていって
あげることができるので、
本当に根本から変わっていく
という場合があるんですよ。
だからその可能性を
皆さんに
伝えたいっていう思いは強いです。

福場

私はシーズビィ化粧品に出会ったときに、
ある意味カルチャーショックを
覚えました。
化粧品会社の代表をやっていながら
私の目線はお客様になかった
っていうことに
気が付いたんですね。
戦略的にビジネスを展開していこう
っていうことを考えていた人間なので。
それで徹底的に目の前の肌に
向き合うっていう、
シーズビィの考え方に
感銘を受けたんですが、
さらに言えばエステティシャンの
立ち位置についても
考え直す機会になりました。
もっとクライアントに向き合うと、
もっと確かな答えが出せるんだよっていう。
私は教育の仕事をしてますから、
お客様の肌にもっと向き合うことで
セラピストの力量を上げていく。
化粧品の力とセラピストの
力量の両輪
っていうのが
一番大きい価値になると考えたんです。

京田

シーズビィに限らず、
スキンケアをもっと深く考える
と面白いんです。
それでお客様に皮膚の生理学だったり、
解剖学だったりを
ちょっと伝えていただいて、
皮膚を理解してもらう。
で、今皮膚のどこに何をやってるのか、
どういう風な仕事をしたいのか
っていうのを
ちゃんと伝えて
理解してもらうと
お客様も面白くなって変わってきます。
スキンケアに関しては
どの商品でも一緒だと思います。
使用法をちゃんと伝える、
一個一個の目的を
ちゃんとお客さんに伝えるっていうのが、
一番大事で、それがないと
本当の
健康皮膚は作れないし
美肌も作れないです。
なんとなくじゃダメなんです。
何か違ってたりするんですね。
水ですすぐのか、
お湯ですすいでいいのか。
力加減だったりとか、
かける時間だったりとかを
全部伝えていく。
要はカウンセリングの力量。
セラピストにお客様の肌を
ぜひとも管理してもらいたい
っていうのはあります。

(つづきます)