STORY
研究所を立ち上げた理由
きっかけは海外でのエステティックスクールの
講師の仕事でした。
その国ではサロンのお客様の80%が
肌トラブルを抱えているという事実。
エステティシャンである受講生たちも、
決して健康的な肌ではないのです。
特に敏感肌、ニキビ、吹き出物といった
肌トラブルを
若い女性の多くが抱えていました。
話を聞いてみると、無知であるが故の
誤ったケアが原因でした。
流行りの化粧品成分を追いかけて
あれこれ使い重ねる人。
研修で会うたびに新しいブランドを
取り扱っているサロン。
皮膚理論をきちんと学んだことのない
エステティシャンたち。
そんなエステティシャンが、
化粧品や美容機器メーカーの
簡単な研修を
受けてサロンを開業し、
カウンセリングもせずカルテも作らず
マニュアル通りの施術を行う。
中にはひとりの人にパックを3回も行ったり
肌状態にふさわしくない機器を使って
肌に負担を与えていたリ。
さらにホームケアの必要性を伝えても
聞き入れる人は少ない。
それでは肌状態は改善に向かうどころか
悪化の一途をたどってしまいます。
日本では考えられないエステサロン事情ですが、
改めて感じさせられたのは、
エステティックの原点。
肌理論を学ぶ大切さ、肌に触れ、
観察する大切さ、
肌の状態に合ったお手入れをする大切さです。
精度の高いスキンスコープで観察すると
キメや毛孔、毛細血管、シミや凹凸の状態など
ごまかしがきかない真の肌情報が得られます。
その情報を読み取り、細胞の働きを考えれば
肌へのアプローチ方法についての答えが出ます。
真の肌情報と肌細胞の知識を持つサロンは、
お客様の信頼を得て必ず成功する。
トレンドに振り回されがちな美容業界において、
今こそこの原点に立ち返り、
結果を出すエステティシャンを育てたい。
そう考えて「健康肌育研究所」を
立ち上げました。
健康肌育研究所 所長 福場 美知留
PROFILE
所長プロフィール
福場 美知留
健康肌育研究所 所長
一般社団法人アロマ・
リンパセラピスト協会会長
臨床検査技師として9年間の
病院勤務を経て、
自宅でエステサロンを開業。
その後、化粧品メーカーを設立。
エステティシャン養成をはじめ、
300人のエステティシャンの
開業支援を行う。
2008年フリーとなり、
エステティシャン、
アロマセラピスト
養成スクールを開校。
現在、男女共同参画企画、
看護師勉強会、保健師研修会、
スポーツジム、企業などで
「美容・健康アナリスト」
として講演活動を行い、
好評を博している。
2013年1月:一般社団法人 アロマ・
リンパセラピスト
協会を設立。
講演やセラピスト育成など、
幅広い活動を行っている。
2020年2月:健やかな肌とリンパケア
をもっと社会に
普及させることを
目的に、健康肌育研究所設立。